制作の手引き

せっかくのデータ入稿に不備があり、「日数と費用がかかる」「印刷できない」などという事がないように、データ制作における基本事項を記載します。下記内容を参照にトラブルのないデータ制作をしましょう。

Chapter1 テンプレートの注意点

テンプレートとはひな形のことで、当社印刷用のシステムカードの台紙となるものです。このイラストレータファイルを開いてみましょう。


青い二重枠の周りに付いている奇妙な8つのマークは『トンボ』または『トリムマーク』と呼び、一般的には『トンボ』で通用します。 青い二重枠は、イラストレータの『ガイドライン』で、《画面メニュー/ガイド》で表示や、非表示にできます。また、ガイドラインは画面では表示されていても実際には印刷されない、あくまでも目安となる線です。

トンボ

9.x以降のバージョンで開いた場合は、《ファイルメニュー/書類設定》《透明》の設定画面にある『分割設定』のスライダを100の位置にセットして下さい。また、その他のチェックは全て外して下さい。

書類設定

同じく《ファイルメニュー/書類設定》《プリント・データ書き出し》の設定画面にある『出力解像度』は必ず800dpiになっているようにして下さい。この数値が低いと印刷の際、文字や図形がガタガタになってしまいます。また、オプションも必ず800ppiになっているようにして下さい。


8.x以前のバージョンで開いた場合は《ウインドウメニュー/属性を表示》で表示したウインドウの『アウトプット』が最終的に全てを選択した状態で必ず800になっているようにして下さい。この数値が低いと上記と同様な現象がおこってしまいます。

書類設定